上海道中記④ 2008・11・15 ~Wアンコール
暗転した会場に、地響きのような重低音が響き、同時にモニターには松潤が大写しに。
静かな声で、2年前のアジアツアーがその後の嵐に与えた大きな影響を振り返ると、ニノが、嵐としてのひとつの夢であったドーム無凱旋公演を振り返り、相葉ちゃんが日本全国14ヶ所ツアーで嵐というグループを再確認したと語り、翔君がDream“A ”Liveツアーで自分たちの世界観を体現でき、ふだんなかなか会えなくなった仲間との絆を再確認したと語ると、大野君が年にひと組しか許されていない国立で、アジアツアーの最高のスタートが切ることができた、と。そして再び松潤、ここ上海での経験が、10周年に向けて大きくステップアップさせてくれることでしょう、と。そして、
「これからの嵐をみなさんに…Re(mark)able」
メインステージ上段にシルエットで浮かび上がる影。燃えるような赤いスクリーンを背に、赤に金をあしらった衣装を身にまとい、赤いソファーに思い思いのポーズで座る5人。少し不遜にも思えるような、ふてぶてしいその態度。
赤を基調としながらめまぐるしく様子を変えるスクリーンの画像が、不穏な事態を感じさせ、胸がざわめくような、急き立てられるような。5人縦並びの千手観音、スクリーンには背後から映された美しいシルエットが映り。
これ、YES No?の千手観音とくらべても、同じようなことをやっているはずなのに、もっとずっと、なまめかしい。
アジアツアーのために新たに書き直したというリリックの違いは、大野君のパートの「東京→アジア」しか見つけられず。
歌いながら下に降りてきた5人は歩みをとめることなく徐々に花道もどき先端のスペースに集まり、そしてティンパニーの響きに「truth」の始まりを知ると、途端に会場からは熱狂的な歓声が上がり、ここ上海の地での「魔王」人気を実感しました。
この曲についてはもう、5人のフォーメーション云々よりも、大野君をガン見。双眼鏡で、終始浮かぶ眉間のしわや、歌い上げるときに震える喉仏、たおやかな身体のしなり、前に差し出される指先の表情、絶えず床から浮いているような踵、バネが仕込まれているかのような柔軟なひざの動き、視線の遣る方向、それらのひとつひとつを見逃すまいと、必死で双眼鏡のピントを合わせます。ああ、しかし、自分の顔から発生している熱で、双眼鏡が曇る!
この次のコンサートでは「truth」はセットリストから外される可能性もあるわけで、もしかしたら、生でこの曲を聴くのは最後になるかも知れないなーと思ったら、ちょっと切なくなりました。
この「Re(mark)able」~「truth」国立での流れが、あまりにも神だったので、あれ以上の演出はもう無理だとは思いますが、聖火台がない、という条件の中、充分にかっこいい演出になっていたと思います。ちょっとCool & Soulを彷彿とさせるような。
そして「a Day in Our Life 」金色をあしらった上着を脱いで赤の上下に。途中、次のソロのために松潤がはけて、松潤のメロパートをニノが。会場のC&R もきれいに声が揃う中、4人は縦に一列になって、まずはステージ上手にみんなで移動。可能な限りの端っこまで(そこはもはやステージではない)きてくれるメンバーに、近くのファンは絶叫。続いて同じように下手へ移動。私の席からは向こうのほうで、よく見えなかったのですが、なにやら大野君が、ニノに向かい合い、にじり寄っていって、自分の人差し指をなめた後、その指でニノの首筋をなぞるしぐさを!(それって、もしやリアルGimmick Game !?)腰から崩れ落ちるニノ。
「Yabai-Yabai-Yabai 」この曲がまた、もちろんMJウォーク込みで聴くことが出来るとは感激です。好きなんですよ。MJウォークじゃなくて、歌自体が可愛いなぁ、って。
正直、嵐にはまり始めた頃、アルバムなんかもオトナ買いで揃えてしまいましたけど、松潤の声は聴き苦しくて、スキップして聴いてました(あー!ごめんなさいっ!松潤ファンの方、ぶたないでっ!)そしてまた、ちょっと背伸びした歌ばかり歌ってるような感じもして。でもこの曲は松潤の等身大という感じがして、すごく好感をもって聴いてます。それに、松潤、昔に比べて歌うまくなったー。音域も広がったんじゃないでしょうか。頑張ったんだなぁ。
おそらくはじめてナマで見る(インターネットでは観ていても)MJウォークに、現地の子のすごい歓声。天井高くから、松潤がまっさかさまに急降下するところでは、ほぼ悲鳴に。
「イチオクノホシ」~「シリウス」スクリーンの映像が満点の星を思わせる。たしか国立では、座っていたか、あまり動かなかった「イチオクノホシ」は、簡単な振りがついていました。
そして、「シリウス」、ニノ→相葉ちゃん→大野君と、リレーのように歌いつないでいくときに、それぞれに歓声が挙がるんですが、大野君のときの歓声がすごかった!(いや、あの、主観が入ってるのは認めますが、なにしろここは大野智溺愛ブログ)5人で歌ってても大野君のビブラートがもう、突出してて。(あ、今回ほとんど全部生歌)
そして中央花道もどき先端からせり上がってきた相葉ちゃんのソロ「Hello Goodbye」ああ、いつ観ても可愛い。いつ観ても可愛いよ。いつまでもそのままの相葉ちゃんでいておくれ。(えーと、歌についての感想は?)
そして、メンバー紹介。まずはJrから、A.B.C-Z、Kis-My-Ft2 を一人ずつ名前だけ紹介。続いて嵐。
「まずは、松本潤ー!」→力いっぱい投げチュー
「続いてうちのマジシャン二宮和也」→カードマジック
「うちのリーダー、大野智」→目玉移動
「うちの元気印、相葉雅紀」→バック転3回転
「うちのキャスター、そしてラッパー、翔櫻井」→ラップ
そしてtheme of Dream "A" live にのせて全員で踊った後は「A・RA・SHI」を日本語→中国語→日本語で。
「PIKA☆☆NCHI 」「言葉より大切なもの」と続くと、コンサートも終盤に近づいてることを感じて切ない気持ちに。「言葉より~」で大野君の
「ここにはーーーっ!?」
に答えられたのが嬉しかった。
〈挨拶 〉
メンバー全員、中国語で挨拶。・・・なのでまったく分かりません(すんません)またもやアウェーを感じた瞬間。
相葉ちゃんが言い切った、って感じの顔をしてたのが可愛かった。大野君は「また上海に来ます」みたいなことを言ったのかな?歓声がひときわ大きくなって。
松潤が最後の曲紹介をして「One Love」場内は大合唱。
仕掛けらしい仕掛けはもうないものと思っていたら、花道もどき先端に集まる5人を囲むように水が垂直に、まるでカーテンのように落ちてきて、彼らはウォーターカーテンのむこうへ。
あの、国立の噴水のスケールにはもちろん敵いませんが、ああ、国立と同じような演出をしてくれようとしたんだなぁ、って、その気持ちになんかジーンとしました。でもまたマイクダメにしちゃうんじゃないの?(笑)
アンコール
「ばいばーい」「ありがとー」口々に言いながら、彼らがステージをハケると、どこからともなく沸き起こった嵐コールは、やがて大きなひとつの嵐コールになり、コンTとデニムに着替えた彼らがその声に導かれて「We can make it 」と共に再びステージに。
この辺になるともう、メモを取るのをやめてしまったので、記憶が曖昧ではありますが、彼らが縦一列で移動しているとき、松潤がいきなり大野君の背中に飛びついて、おんぶ。あなた、自分のほうが大きいのに!(笑)
しかし、大野君、そんな松潤を振り落とすでもなく、淡々と歩きながら、歌っています。さ・す・が!
花道もどき先端上部から、ゴンドラが降りてきて、5人がそれに乗り込むと、いったん、天井高く持ち上がったゴンドラは、そのまま前方移動して、花道もどきの先端の、そのまた先当たり、アリーナ席後方あたりの上空に止まり、そこで歌うのは「感謝カンゲキ雨嵐」まずは中国語、そして日本語で。
会場上空から、客席を見下ろす彼らの顔は満ち足りていて、幸せそうで。
おそらくは、直前になってからのいろいろな規制に、彼らは文句をいう間も惜しんで、フォーメーションの変更や、振り付けの変更に全力を尽くしたんだろう。装置を駆使できない代わりに自分たちの身体を使って、少しでもファンに楽しんでもらうことに心を砕いたんだろう。
そして上からファンの子達の顔を見たときに、みんなの幸せそうな笑顔を見て、やっとほっとしたんじゃないのかな。そしてアンコール最後の曲「サクラ咲け」で再び会場が一体となって、彼らが満足気にステージを去っても、鳴り止まない嵐コール。
Wアンコールで出てきた彼らは「9年間、待っててくれてありがとう。次のアジアツアーも必ず戻ってきたいと思います」と言う約束をしてくれます。翔君の目が潤んでいて、あ、泣いちゃう?と思ったら、いきなり目を見開いて・・・堪えたのかな?
最後の曲はニノが主演のドラマ「流星の絆」の主題歌です。という紹介があると、会場内はまたも大歓声。
どうやら中国でも日本のドラマは観られているようです。
「Brautiful days」を並んで歌う5人。♪しわくちゃのまま~で大野君の顔を松潤が、なでまわします。大野君はイヤモニを両方外して会場から聞こえてくる声を拾おうとしているみたい。
夢のような時間はあっという間に過ぎて。彼らは帰って行きました。
「We love 上海」
の言葉を残して。
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コメント
呑み助さま
アンコールレポ、ありがとうございました!!

感動して、目がウルウルですよ〜
やはり臨場感が違います!
呑み助さんと一緒にその場にいるような錯覚に落ち入りました。
ほんとうにありがとうございました!!
そしてお疲れさまでした!
投稿: スカイブルー | 2008年11月22日 (土) 10時04分
呑み助サマ
レポ、おつかれさまでした!ホント読んでいて楽しかったです!
まるで私もその場にいたかのような錯覚で、イメージを膨らませることができました~
ありがとうございました!
今日はTVで密着レポが流れるようですのでヽ(´▽`)/あわせて楽しみたいと思います!
投稿: さとしっくしぃ | 2008年11月22日 (土) 10時14分
長い長いレポありがとうございました。レポのアンコール部分まで読み進めて…その場に参加して夢から覚めるような…もう終わりなのかと言う虚脱感…でした。魔王のDVD-BOX8枚組でできるなら、コンDVDもBOXにしちゃえと願ってマス。発売は、いつなんでしょうね…
投稿: モモたろう | 2008年11月22日 (土) 12時02分
呑み助様
一曲一曲ステージの様子を書いて頂いて、臨場感たっぷり!目に浮かぶようでどきどきしてしまいました。大野君のシリウスのソロ部分生で聞いてみたいです!想像しただけでちょっと気を失いそうです。ほんとに。
書くのは大変なことと思います。お疲れ様でした。そして楽しませて頂いてありがとうございました。
投稿: りんまま | 2008年11月22日 (土) 13時05分
こんにちは♪
オール生歌とはぜひとも上海公演の
ノーカットDVD、出してもらえませんかねぇ~。
翔くんの涙姿って見たことがありません。
美学というか彼流なんでしょうね。。。
数年前の相場ちゃんの手紙で涙をこらえる姿は
愛おしく美しかったことを思い出しました。
色々ないきさつがあったことを知って
本当にお疲れさま、
そしてありがとう!と強く強く思ったのでした。
コンサートレポ、ありがとうございました。
投稿: ju | 2008年11月22日 (土) 14時21分
お帰りなさい!そしてお疲れ様です(^-^;
読み始めて、なぜかド緊張してしまう自分。なぜ?ほんで
読み終えた後ジーン&キューンとしている自分…。
呑み助様のコンレポは本当に臨場感というか、なんつーか
空気感というか…伝わってきちゃいますの。
上海蟹の真似をする日本のアイドルを見たい眼光鋭い屈強な大男の監視員、とか登場するから?&ちょっとしたバトルありだし(笑)←このキャラクターがなにげにツボ
いいドキュメンタリー映画を一本観た気になりました。
いや〜嵐って、ほんっとうにいいもんですね〜♪水野晴●風
よし!これから脳内編集してコン妄想して……風呂!
お忙しい中、レポありがとうございましたo(_ _)o
投稿: さやや | 2008年11月22日 (土) 22時43分
呑み助さま
あぁ、このレポの終結と共に、嵐君達のアジアツアーも完了…って感じですね。(ふぅ、…ため息)
呑み助さまのレポ読ませて頂けて幸せな気持ちで一杯です。
ファンになってからコンサートに行けなかったのが初めてで、(いや、たかが2年ぽっちの若輩者ですが)こんなに寂しいとは思いませんでしたね(笑)。勤め人は辛いなぁ~。
つぎのコンサートでは、呑み助さまにもお目にかかれますように…。
投稿: よっぴー | 2008年11月23日 (日) 10時47分
呑み助様
こんばんは!
こっそり読ませていただきました。本当に上海旅行素晴らしい思い出になりましたね。
φ(..)メモしながらのコンサートは大変でしたでしょう。国立の一日目に会場外で歌いながらメモしたんですけど…アタシ五人のスターが見えなくてもあたふたしました。
素晴らしいレポで嵐さんもファンの皆さんも楽しかったのが良くわかりました
さてと、お礼に一杯、お酒と美味しい焼き鳥ごちそうしたい所です。感謝しています
投稿: バジル | 2008年11月23日 (日) 17時15分
呑み助さん、お疲れ様でした!
何だか涙が出そうに成りました!
コンサートが、終ったからなのか?
呑み助さんの表現力なのか?
何にしても感動を有難うございました!
やはり呑み助さんの文章は、どう表現したら良いか判りませんが、引き付けられます!
特に、大ちゃんの所の表現が、美しくて、大大好きです!
それにしても、松潤さんと言い、皆、大ちゃんの方が小さいのに甘えて、乗ったり、両方の肩に手を乗せたり・・。
又、大ちゃんも嫌がらずに、しっかり受け止めるのが男前で、そんな所も好きなんですが・・。
ちょっと可哀そうなんじゃないかい?って思う事もあります!
投稿: sato | 2008年11月23日 (日) 21時06分
スカイブルーさま。
ありがとうございますっ!
拙い文章ですが、現場の雰囲気がちょっとでも伝わってれば嬉しいです。
でも、これで終わりじゃないですよー。まだ続きます。亀のように遅筆の私ですので、のんびりお待ちくださーい。
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 22時57分
さとしっくしいさま。
ブランチで少し流れたようですが他にもあったんですか?
WS関係のチェックがいつも甘くて、録り逃しが多いんですよー。
まだまだ続きますので、引き続きお楽しみ下さいね。
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時00分
モモたろうさま。
簡潔に書くことが出来なくて、いつもだらだらと長文になってしまいますが・・・。
懲りずに引き続き珍道中、お楽しみ下さい。
発売してほしいDVD、たくさんありすぎて困っちゃいますね。早く出してー!!
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時03分
りんままさま。
大野君の生歌はやっぱり鳥肌ものですよ!
大野君の歌って、そのクオリティーの高さのあまり、コンサートでも「口パク疑惑」がよく浮上しますが、断言します。今回は生歌でした。そしてそれは本当にすばらしい歌声で、あれだけ激しく踊ったりしていても、声に疲れが出ないんですよ!いやーため息ものでした。
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時09分
juさま。
翔君、涙が流れてたわけじゃないんですよ。でも、感極まってた、って感じでした。で、目をいっぱいに見開いて、我慢してるみたいに見えましたね。
たしかに翔君が泣くのって見たことないですね。
嵐は役割分担があるから(?)かな^^
コンレポ、もう少しおつきあいくださいねー。
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時13分
さややさま。
そんなに褒められちゃうと恥ずかしいですー。
上海行きは私にとっては大きなイベント、思い出の記録として、嵐と直接関係ないことも書いてますが、広い心でお楽しみ下さい(笑)
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時17分
よっぴーさま。
まだ終わってない、終わってないですよー(笑)
なんかみなさん、これで終了、みたいな感じになってますけど、これ、1日目が終わったとこです(笑)
遅筆なもので、まどろっこしいかとは思いますが、もう少しおつきあい下さい。
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時19分
バジルさま。
コンレポはメモの他に映像として覚えてる部分もあるので、音だけで記録をとるのは難しいかもしれませんね。
上海はいろいろな思いが交錯はしましたが楽しかったです。そんな楽しさのおすそ分けが少しでも出来ていれば、嬉しいです。
>お礼に一杯、お酒と美味しい焼き鳥ごちそうしたい所です。
あはは、嬉しーい(笑)
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時24分
satoさま。
あはは、フィナーレみたいな雰囲気になってますけど、まだ続くんですー。
上海コンは5人の仲良しっぷり、結束力が遺憾なく発揮されていたと思います。見ていてほんと、癒されましたー。
メンバーのひじ掛けになってる大野君の肩。肩こらないのかなー、なんて思っちゃいますよね(笑)
でも、そうされるのが大野君も嬉しいんだと思います。きっと。
投稿: 呑み助 | 2008年11月23日 (日) 23時30分